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日本酒おすすめ高級純米大吟醸ランキング

一度は飲んでみたい憧れの高級酒!酒造の神髄が味わえる、おすすめ高級純米大吟醸ランキング!

 

とびきり美味しい日本酒を飲みたい。だからこそ、たまには高級酒である純米大吟醸酒を飲んでみたいと、誰もが思うはずです。純米大吟醸酒は日本酒の特定名称酒のなかでももっともランクが高く、その蔵元がつくる最高峰の日本酒です。今回、一度は飲んでみたい憧れの高級な純米大吟醸をランキング形式で7つ紹介します。ぜひ、チェックしてみてください。

 

●第7位「黒龍 火いら寿 純米大吟醸 720ml」

 

日本酒好きのなかでも支持率が高いのが、黒龍。北陸地方のお酒ならではの、繊細で淡麗の味わいが人気の日本酒です。多くの銘酒を生み出している黒龍ですが、黒龍 火いら寿 純米大吟醸は、そのなかでも非常にランクが高い高級中の高級な仕上がりです。

 

火いれを行っていない生酒であり、さらには手間隙をじっくりとかけてつくられた純米大吟醸のつくりとなっています。この「火いら寿」というネーミングは、明治初期に使用していたという版画から見つけ出してきたものであり、それがこの日本酒に使用されています。

 

火入れを行っていないことからも、非常に味わいが濃厚であり、フレッシュな印象に仕上がっています。フルーティーな香りはもちろんですが、米の香り、味わいもしっかりと残っているので、古くから日本酒ファンの方も必ず納得できる味わいですね。

 

●第6位「磯自慢 中取り 純米大吟醸35」

 

銘酒として多くの日本酒ファンから愛されている銘柄といえば、磯自慢でしょう。静岡県の焼津市の酒造でつくらている磯自慢は、吟醸レベルから純米大吟醸にいたるまで、どれも力強くキレのある素晴らしい日本酒ばかりです。

 

今回ご紹介する「磯自慢 中取り 純米大吟醸35」は、そのなかでも、特別中の特別な純米大吟醸酒で、なんと洞爺湖サミットで乾杯酒として使われた、世界から認められている日本酒なのです。原料米にもこだわっており、なんと特A地区東条焼津特徴AAAの山田錦を100%使用しています。

 

中取りという製法は、あらばしり、中取り、責めといった三種類ある搾り方で二番目に行われている製法です。あらばしりはややワイルドな酒質、最後の責めは濃く雑味がある感じとなり、この中取りがもっとも優れている酒質の日本酒が採取できることで知られています。

 

さらに、ポイントなのが収量を無視しているため、儲けを考えずに作った特注品でもあります。ぜひ、日本酒ファンなら一度は飲みたい幻の酒なのです。

 

●第5位「初亀 「亀」5年 秘蔵 純米大吟醸 1800ml」

 

酒造好適米である山田錦を35%にまで精米した、初亀きっての高級日本酒です。精米歩合を高くする高級日本酒が多いなか、ここまで心拍を残したことには理由があります。

 

それは、「熟成」させるためだったのです。日本酒は一般的に、1年以内の新酒として発売されることが多く、一部の酒を除き熟成向きのお酒ではありません。しかし、敢えて上手に米の旨味を残すことにより、雑味も抑えながら5年もの間、「初亀 「亀」5年 秘蔵 純米大吟醸」熟成されて市販されているのです。

 

熟成しているからといって、重たくなったり、まろやか過ぎるということはなく、フレッシュなテイストを残しているところが老舗酒造の腕前といったところです。全国の日本酒ファンたちに支持されている初亀だからこそ、高級酒のクオリティも信頼がおけるのです。

 

●第4位「NIZAWA KIZASHI

 

純米大吟醸 2016」株式会社新澤酒店がおくる、最高峰の純米大吟醸酒が「NIZAWA KIZASHI 純米大吟醸 2016」です。究極の食中酒を目指すために、1873年に創業した有名な酒造です。

 

株式会社新澤酒店は、天才とうたわれる5代目当主が素晴らしい日本酒を作っていたのですが、震災で蔵元は全滅。その後、この蔵元の復活を願う有志たちの尽力により場所をうつして日本酒づくりを再会した、古い歴史とストーリーを持ち合わせた注目の蔵元です。

 

この「NIZAWA KIZASHI 純米大吟醸 2016」ですが、超限定酒として日本酒ファンのなかではすでに伝説となっているのですが、その理由は二つあります。まず、このラベルやボトルのデザインは、アートローグといったアート系の一般社団法人とタッグを組んでいるという部分です。

 

世界で活躍する優れたアーティストのデザインをボトルへと書き写すということで、今回は岩崎貴宏というアーティストによってスタイリッシュにボトルがデザインされています。

 

そして、味わいの方ですが、なんと精米歩合は7%ということで、非常に繊細で洗練された味わいに仕上がっています。限られた酒屋にしか卸していないという、幻中の幻の酒。それが、「NIZAWA KIZASHI 純米大吟醸 2016」なのです。

 

●第3位「獺祭 純米大吟醸 磨きその先へ 720ml」

 

日本酒好きの方であれば、知らぬものはいないであろう、銘酒中の銘酒が、山口県の旭酒造が手掛ける獺祭です。その獺祭のなかでも、特に高級品として話題となっているのが、この「獺祭 純米大吟醸 磨きその先へ 」です。

 

普通の獺祭に比べて何が魅力的なのかというと、原材料から仕込みの方法まで、まったく新しいアプローチで仕上げているので、新たな獺祭の表情にチャレンジしているという部分なのです。

 

高精米の日本酒で知られる獺祭なのですが、普段のレギュラー酒よりさらに精米を極めて行き、非常に洗練された味わいに仕上げることが成功しています。さらに、世界市場への挑戦をしている蔵元であるため、1本10万円を超えるようなワインと競合するためには、高級酒をつくらないとならない、というある意味で宿命のような部分が製造背景にあったといわれています。

 

高級レストランのフルコースなどにも耐えうる、素晴らしい日本酒。まさに、超高級日本酒のパイオニアとなるであろう存在が、「獺祭 純米大吟醸 磨きその先へ 720ml」なのです。

 

●第2位「盾野川 純米大吟醸 極限720ml」

 

素晴らしい日本酒を生み出すことで知られている、盾野川。吟醸酒の王国といわれてる山形県でつくられている、日本からも世界からも人気の高い酒造です。

 

一見、派手さが無いラベルデザインではありますが、その分、実直にしっかりとした「日本酒」をつくっている部分にファンが心を掴まれています。「盾野川 純米大吟醸 極限」は、精米歩合8%という、杜氏の非常に優れた技術で作られたレア中のレア酒となっています。

 

米の良い部分だけを使うことにより、非常に香り高くなり、うまみも米を多く使うことからしっかりとキープできており、バランスの良い味わいとなっています。

 

この盾野川のチームが今までに無い、最高の酒をつくりたいと思い、一丸となって生み出されたまさに、盾野川の魂が込められた一本です。一般的な純米大吟醸とは全く違った、奇跡の味わいといっても過言では無い「盾野川 純米大吟醸 極限」。日本酒ファンであれば、必ず一度は飲んでみたい、山形の最高傑作といえるでしょう。

 

●第1位「醸し人九平次 純米大吟醸 2016 彼の岸 720ml」

 

日本が世界に誇る日本酒といえば、やはり「醸し人九平次」でしょう。フランスのミシュランの星付レストランでもリストアップされているという、今や世界中の食通たちに知られいてる定番酒となっています。

 

さて、そんな醸し人九平次なのですが、ここで紹介したいのは「彼の岸」というシリーズです。こちらは、日本酒の旨さに挑戦した非常に洗練されたお酒となっています。最高級の山田錦をなんと30%にまで削ってしまったという、驚きのクオリティで仕上げています。

 

大吟醸の精米歩合は、最低でも50%程度ですが、それ以上削ってしまうと旨味を残すことが困難となります。それでも、敢えてそこに挑戦したことで、香りの良さと米の旨味もしっかりと感じられる、最高の状態に仕上げています。

 

迷いも憂いも全てを脱した場所、それを彼の岸の名付け、そういった境地へと誘ってくれる味わいを「醸し人九平次 純米大吟醸 2016 彼の岸」で表現したのです。ワールドクラスの「うまさ」をぜひ味わってみてはいかがでしょうか。

 

●まとめ

 

今回、高級酒と呼ばれる純米大吟醸を7本紹介しました。もちろん、他にも沢山高級酒はありますし、日本酒は高級だから美味しく、安いから不味いというものではありません。

 

こういった酒は、まさに蔵元たちのチャレンジであり、我々にとっては大切な日へのご褒美という、特別感溢れる酒なのです。ぜひ、一度はこのなかのどれかを飲んでみて、日本酒の神髄を知ってみてください。